美大受験 2021年7月18日 夜の海 高校三年生は、私のアイデンティティが大きく変わった時代だった。当時、美術大学の受験生で、倍率は約10倍、しかも現役合格をコミットしていたから、プレッシャーは相当のものだった。 続きを読む
アート生活 2021年7月17日 「愉しみ」と「癒し」。 自然はどんな傷も癒せる偉大なヒーラーだ。田中一村が、決して人物を描かなかった理由も、東山魁夷が自然に惚れ込んで生涯描き続けた意味もわかる気がする。 続きを読む
日本の画家 2021年7月17日 やさしい雨と森 東山魁夷の風景画を見ると、日本人は繊細だと思う。自然の微妙な呼吸を感じ取る感性のゆたかさは、穏やかな気候の中で四季を見てきた日本人ならではのものだろう。 続きを読む
日本の画家 2021年7月16日 才能が開花する時。 大胆な構図、豊かな色彩。「日本のゴーギャン」と言われるくらい、当時の画家にはない艶やかさがあった。でも一村がこのような画風になったのは、奄美大島へ移住してからだ。 続きを読む
ギャラリー 2021年7月13日 凛 小学校4年の頃、名古屋に住んでいた私は、夏休みに横浜の従姉弟の家へ遊びに行きました。 まだ少女の私にとって新幹線の旅は、めまぐるしく変わる車窓の風景がとても楽しみでした。 続きを読む
ギャラリー 2021年7月12日 樹海 2002年秋、屋久島へ一人旅をしました。 豪雨と晴天がひっきりなしに訪れる白谷雲水峡では、樹齢何千年にも及ぶ巨木たちが、ほかの木々に執拗に絡まれながら、覆い茂る暗い樹海の隙間を必死で目指しているようでした。 続きを読む