夜の風景はとてもドラマチックです。天と地の境界がなくなり、星空と民家の灯りが同じ空間の中で輝きを放ちます。東京の街にひしめく窓には暖かな色が散りばめられ、1日を終えた人たちがそれぞれの夢を見ています。星たちはそんな人たちを応援している。明日の行方は誰もわかりません。不安はあるけれど、頑張って生きている。いろんな日常、いろんな思いを抱き締める私たちの今を、夜の星たちはそっと見守ってくれている気がするのです。
Pray 515×364mm 色鉛筆・アクリル絵の具・CG/紙 2019
About TOMOMI SATO〜人生開拓アーティスト佐藤智美 プロフィール
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昨日書いた記事が抽象的で不完全感があったので、「子持ち様」問題についてもうすこし調べてみた。特に職場で子供のために急に休む人のしわ寄せが子持ちでない人にいくことが問題視されているようだった。
ネット上で子持ち世帯が批判される現象について、それが恋愛や結婚への消極的な風潮や社会的な価値観の変化、女性性の解放や新しい生き方の模索とどう関連しているかを探った。
教会で牧師さんと話していて、「ほとんどの人は欲でものを言い、動いていますね。愛って、あってないようなもの」と私が言ったら「大半の人は反射神経で喋っています。愛とか思いやりとか、深く考えない」という返答が返ってきた。
近頃周りでも、定年を迎えた夫婦の家庭問題や健康、金銭問題の話を聞く。生活レベルを落とした時に表出するいろいろな問題に誰もが諦観的なのは、老いて体が動けなくなってからでは打つ手がないからだろう。
朝起きると、和室の茶色い柱と漆喰の壁が目に入る。ちょうど私が結婚した27年前も同じものを見ていた。いつも彼と一緒にいた。そうすることでやっと生きていた自分は目に映るものがとても新鮮だったことを思い出した。