心って、ちょっとしたことで変わりやすい。その時の健康状態や環境の影響を簡単に受ける。昨日なら全く考えなかったことを今日は考えたり、散々悩んでいたことも一晩寝たらさっぱり忘れていたり。まるでプリズムのように、光を当てる方向で全く違うように見えるのが「心」だ。
例えば、ちょっと虫の居所が悪かったがために、犯罪を起こしたり、自殺をしてしまう人もいる。でもそんな時、誰かがその人に、ちょっとした声がけができていたら、悲しい事件は起きなかったかもしれない。
心は変わりやすい。それはどんなにしっかりしている人だって同じだ。
私たちがより良い日常を送るために、心の性質を、よく理解しておくことだ。
私は基本的に人にはオープンに接している。例えば、SNSなどで私にメッセージをくれる人は、もしかしたら大変に状況にいて、心がいっぱいなのかもしれない。苦しさから逃れたくて、誰かと話したいのかもしれない。私はその人の完全な助けにはならないかもしれないけど、ちょっと話すことで、荒立っている感情の波を和らげることはできる。心が和らぐと、日常の色は、少しは明るく見えるもんだ。
そういうことが、みんなで自然にできる社会になればいいのにな。
受け止めるのも辛い一瞬も、大切に抱きしめてみると、やがて形が見えてくる。心の柔らかいところを、しっかり温めると、心は強くなる。かけがえのない自分が見えてくる。こんな感じで、見つけた私を一つ一つ残していけたらいい。
About TOMOMI SATO〜人生開拓アーティスト佐藤智美 プロフィール
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岡本太郎は、社会常識やいわゆる外目線に合わせて自分を変えるのではなく、自分自身を社会にぶつけて傷付いたり成長していくことを「人間が膨らむ」と言っている。良い表現だなあと思う。そこには借り物でない真の喜びがあるだろう。
岡本太郎といえば、「芸術は爆発だ」の言葉で有名だ。鮮やかで毒々しい立体や平面作品が印象的だが、本当に人間の生命力とは何かを深く見つめている人だなと思った。
昨日書いた記事が抽象的で不完全感があったので、「子持ち様」問題についてもうすこし調べてみた。特に職場で子供のために急に休む人のしわ寄せが子持ちでない人にいくことが問題視されているようだった。