2年前まで展示していた作品を返却してもらおうとイタリア、フィレンツェのギャラリーに連絡したら、「イタリアからの返送はできない」と言われ絶句した。日本からのピックアップはできないし、他のイタリアのギャラリーは郵便で送ってくれたので、その旨をお伝えしたら、「住所を教えてくれれば返送方法をシュレーションできる」と返答が返ってきた。
そんなことって、ありかー??!
ギャラリーは預かっている作品のことをCollectionと呼んでいた。海外からギャラリーに作品を送るということを「寄贈する」と捉えているのだろうか。日本とイタリアの価値観の違いを改めて実感する。
同じギャラリーで展示していたアーティストに連絡をしてみたら、彼女も返却してもらえず困っていて、詐欺を疑っていたけど、展示と評論、お客さんからのフィードバックは、ちゃんとしてくれたギャラリーだった。とりあえず、返答を待ってみる。
アートにまつわる詐欺は、アメリカでも一度経験したことがある。日本での常識が他国では常識ではないことはわかっていたけれど、やはりネットだけのやり取りは危険だなあ。
海外展示をお考えのアーティストさん、ギャラリーには展示既約と返送方法を事前に確認したほうがいいですよ。
About TOMOMI SATO〜人生開拓アーティスト佐藤智美 プロフィール
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昨日書いた記事が抽象的で不完全感があったので、「子持ち様」問題についてもうすこし調べてみた。特に職場で子供のために急に休む人のしわ寄せが子持ちでない人にいくことが問題視されているようだった。
ネット上で子持ち世帯が批判される現象について、それが恋愛や結婚への消極的な風潮や社会的な価値観の変化、女性性の解放や新しい生き方の模索とどう関連しているかを探った。
教会で牧師さんと話していて、「ほとんどの人は欲でものを言い、動いていますね。愛って、あってないようなもの」と私が言ったら「大半の人は反射神経で喋っています。愛とか思いやりとか、深く考えない」という返答が返ってきた。
近頃周りでも、定年を迎えた夫婦の家庭問題や健康、金銭問題の話を聞く。生活レベルを落とした時に表出するいろいろな問題に誰もが諦観的なのは、老いて体が動けなくなってからでは打つ手がないからだろう。
朝起きると、和室の茶色い柱と漆喰の壁が目に入る。ちょうど私が結婚した27年前も同じものを見ていた。いつも彼と一緒にいた。そうすることでやっと生きていた自分は目に映るものがとても新鮮だったことを思い出した。