Categories: 人生日常

困ったときに頼りになる人。

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今、ブログを書いている。今日はちょっと寒いので、久しぶりにエアコンをつけた。しばらくして部屋が温まってきたので、エアコンのスイッチを切ると、いつか夫が「エアコンのスイッチを消したりつけたりすると電気代食うから、低温度にして長くつけておくのがいい」と言っていたのを思い出した。

夫は経費の節約、衛生管理に細かい。コロナが大流行した時も、ネットニュースを常にチェックし、大量にミネラルウォーターを買い込み、手洗いうがい、除菌を徹底し、マスクも2重3重にしていた。
当時トイレットペーパーやマスクを大量に買い占める人に怒り心頭していた私は「そんなに神経質になることないでしょ」とよく言ったものだったが、「俺がコロナになったら会社も家もおしまいだ」と返事が返ってきた。
夫がそいう性格だから、厳しいコロナ禍においても家が傾くことなく平和に暮らしていけるのだろう。



周りには、しばしば「うざい」人がいる。例えば、何かあると、必ずしゃしゃり出て来て、物事を仕切ったり、世話を焼いたり、気配りする人。普段は喧しいし面倒臭いのだけど、困ったときに助けてもらえると、「この人がいてよかった」と感謝するのだ。
この「困ったときに」というのがミソだ。そういうときに助けてくれるか否かが信頼の分かれ目だ。恩の積み重ねで、私の人生に欠かせない人が何人かいる。

私の方にも、なんとなく気になる人、目が離せない人がいて、時々メッセージを送ったり、話をしたくなる。久しぶりに会って悩みを聞いたり元気付けたりして、感謝されたり安心したりする。
この「なんとなく」から行動に移せるかどうかは、私の潜在意識がその人を大切に思っているか否かの分かれ目だ。

周りの人は私をどう思っているのだろう。「お前はマイペースだ」と呆れる夫や「あんたは気配りをしない」と悪態つく母は、本当は私をどう思っているのか、聞いても、ちゃんと答えられないだろう。
しかし、もうすでに、それで全てが回っているのだから、ありがたいことだ。そして彼らがいなくなったとき、私は心から寂しいと思うだろう。


About TOMOMI SATO〜人生開拓アーティスト佐藤智美 プロフィール

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Tomomi Sato

東京在住のアーティスト。理解しがたいものを理解し受け入れるために書いています。自由でスピリチュアルな風の時代に、私の気づきがお役に立てればと思います。

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