W杯のカメルーンとセルビア戦を見ていた。ボールがマッハでゴールに入り、選手たちが踊り狂う。どんなスポーツもそうだけど、世界レベルの選手は、凡人の私から見たらハイテンションの超人だなあ。
そういえば先日、日本はコスタリカに負けた。コスタリカより強いドイツに勝ったのに、と、巷では疑問の嵐だ。多分メンタル面の不調だろう。
全般的に日本人は勝負強くない。正面から勝負を挑まれると、ちょっと怯んでしまうのは、「戦いは良くない、みんな仲良くしましょう」という日本の教育のせいではないか。
戦いを挑まれるということは、相手がこちらの強さを認めているからで、誇らしいことなのだけど、「ありがたい!受けて立とう!」と思えない日本人って残念だな。
Climbersで霊長類最強と言われるレスリングの吉田沙保里さんの講義を聴いていたのだけど、あれだけ連勝記録を作れたのはライバルたちの刺激があったからだと言っていた。
強い人は、強い人の刺激を受けて、強さの秘訣を受け取って、さらに強くなっていく。もちろん受け取る方にも、それに値する器があるからだと思うけどね。
著作者:jcomp/出典:Freepik
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昨日書いた記事が抽象的で不完全感があったので、「子持ち様」問題についてもうすこし調べてみた。特に職場で子供のために急に休む人のしわ寄せが子持ちでない人にいくことが問題視されているようだった。
ネット上で子持ち世帯が批判される現象について、それが恋愛や結婚への消極的な風潮や社会的な価値観の変化、女性性の解放や新しい生き方の模索とどう関連しているかを探った。
教会で牧師さんと話していて、「ほとんどの人は欲でものを言い、動いていますね。愛って、あってないようなもの」と私が言ったら「大半の人は反射神経で喋っています。愛とか思いやりとか、深く考えない」という返答が返ってきた。
近頃周りでも、定年を迎えた夫婦の家庭問題や健康、金銭問題の話を聞く。生活レベルを落とした時に表出するいろいろな問題に誰もが諦観的なのは、老いて体が動けなくなってからでは打つ手がないからだろう。
朝起きると、和室の茶色い柱と漆喰の壁が目に入る。ちょうど私が結婚した27年前も同じものを見ていた。いつも彼と一緒にいた。そうすることでやっと生きていた自分は目に映るものがとても新鮮だったことを思い出した。