原点回帰。

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ルクセンブルグ芸術賞の上位入賞者の作品を見た。いずれもヨーロッパのアーティスト。クオリティも高いが、人間に対する問題意識が社会や人生の問題にまで広げられユニークな方法で表現されていた。ちゃんと地に足がついて、天まで広がっているって感じ。

アメリカや日本だと、もう少しわかりやすいものが評価されると思うのだけど、ヨーロッパの芸術はさすが奥が深いな。こういうのを見ると、家でオタクのようにデジタルアートやっていていいのか、と思ってしまう。

デジタルならデジタルで、もっとイメージと表現の幅を広げるべきなんだろうな。来年はこのコンペに参加するかわからないけど、毎年受賞作を見ると勉強になるね。

2023年5月20日(土)〜21(日)デザインフェスタvol.57に参加する。オリジナルアートであれば誰でも出られるアートイベントなんだけど、若い人の参加者も多く活気がありそうで、復帰戦には面白いかなと。何より、一度パソコンから離れて、でかい絵を描いてみたい。

アート制作をして初のソロ展示が2005年のデザイン・フェスタvol.22だった。17年後に原点回帰だ。2019年にマイアミで見たストリートアートみたいなのをやってみたいので初のライブペイントに挑戦する。

幅3.6m、高さ2mの壁に2日間で描き上げるのだから、あれこれ考えてはいられない。感覚と体力と集中力がいるね。でも、気持ちいいだろうな。
ちなみに幅8mのライブペイントブースが、もうキャンセル待ちだって。やりたい人、いっぱいいるのね…

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Tomomi Sato

東京在住のアーティスト。理解しがたいものを理解し受け入れるために書いています。自由でスピリチュアルな風の時代に、私の気づきがお役に立てればと思います。

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