Luxembourg Art Prize 2022

スポンサーリンク

今年も届いた。例年より2ヶ月ほど遅れての到着。タイトルが参加証から芸術功労証書に変わっていた。
応募者のうち、どれくらいの人がもらっているのかわからないけど、お知らせには「アーティストがファイナリストまたは受賞者でない場合であっても、美術館が特に賛辞に値すると認めたアーティストのみに授与されるものです」とあったので、素直に受け取ろうと思います。
これからも精進していきます。



美術的評価って、本当のところ、どこにあるのか、よくわからない。
賞をもらったから売れるとかいうのでもないし、売れるから価値があるというのでもないし。
今も正直、霧の中を手探りで進んでいる。内側に灯る情熱を頼りにしながら。

最近、「絵の売り方」を教える画家をよくSNSで見かけるけど、別業種の人みたいだ。どんな業種でも「商い」という観点で見れば、やり方は大差ないのかもしれない。でも芸術って、売り方を教わったからって、他の物販と同じように売ることができるのかしら。

要は、作品と社会との間にいかに接点を見つけて筋を通すかということだろう。自分の作品がとこで生きて誰を幸せにするかって、生き方にもリンクする。どこでどんな賞をもらうかっていうのも、今後の仕事場を決めるきっかけになるだろう。

やり続けていくためには、制作の目的を、他者の評価ではなく自分の中に見出していかなければと思っている。

言葉とアートで人生をブレイクスルーするフリーランス画家 佐藤智美」メルマガ登録はこちら

【TOMOMI SATOS ART WORKS】https://www.ts-artworks.com
【TOMOMI SATOS ART】https://artworks2017.thebase.in
【TOMOMI SATOS ART BLOG】https://tomomiart.tokyo



スポンサーリンク
Tomomi Sato

東京在住のアーティスト。理解しがたいものを理解し受け入れるために書いています。自由でスピリチュアルな風の時代に、私の気づきがお役に立てればと思います。

Recent Posts

名古屋の思い出。

FBで小学校4〜5年の頃に住んでいた名古屋のことが話題に上がったので、思わずGoogle Earthで調べてしまった。私が住んでいたのは名古屋市千種区下方町5丁目。福岡から越してきたのは1979年の4月だった。

5 days ago

「人間の膨らみ」は「頬の膨らみ」

岡本太郎は、社会常識やいわゆる外目線に合わせて自分を変えるのではなく、自分自身を社会にぶつけて傷付いたり成長していくことを「人間が膨らむ」と言っている。良い表現だなあと思う。そこには借り物でない真の喜びがあるだろう。

5 days ago

岡本太郎記念館に行った。

エッセイを読んで岡本太郎記念館を訪れた。彼のアトリエ兼自宅で、力強くも繊細な作品に触れ、芸術の爆発を感じた。

1 week ago

父の孤独。

ゴールデンウィークに家族で出かけた際、流行のゲームについて話す夫と娘に疎外感を感じた。家族のバランスを保ちながらも、自分を犠牲にしてきたことに気付き、過去の父との関係性と重なる感情を覚えた。

1 week ago

未来を拓く「純粋性」。

岡本太郎といえば、「芸術は爆発だ」の言葉で有名だ。鮮やかで毒々しい立体や平面作品が印象的だが、本当に人間の生命力とは何かを深く見つめている人だなと思った。

1 week ago

「子持ち様問題」について、もう少し考えてみた。

昨日書いた記事が抽象的で不完全感があったので、「子持ち様」問題についてもうすこし調べてみた。特に職場で子供のために急に休む人のしわ寄せが子持ちでない人にいくことが問題視されているようだった。

2 weeks ago