先日、ローソン商品開発チームが、自ら作った菓子を一流菓子職人にプレゼンして、評価をもらうというテレビ番組を見ていた。
なかなか合格しなかった開発者の商品が一点だけギリで合格して、その開発者が、判定をした菓子職人に「中学生の頃、あなたのお店に行き、菓子を作る仕事に就こうと思いました」と涙ながらに言った時に、それまで厳しい顔をしていた菓子職人が「今まであまり気にしなかったが、気持ちって大事なんですよね」と感涙したシーンがあった。
なんだか私も感動した。鉄壁の守りが壊れて、人間的で温かなものを見たような。
伝統を守る側とは、新しいものは基本的に受け入れない姿勢だと思うのだけど、新商品の開発者側は、消費者に好まれ、なおかつクオリティのある商品を作るために、伝統の良いところを取り入れて日々研磨しているのよね。
良いものを作りたいという精神は共通しているので、熱意が正しい道を進んでいけば両者が出会うという決定的瞬間を見て、清々しい気持ちになった。
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岡本太郎は、社会常識やいわゆる外目線に合わせて自分を変えるのではなく、自分自身を社会にぶつけて傷付いたり成長していくことを「人間が膨らむ」と言っている。良い表現だなあと思う。そこには借り物でない真の喜びがあるだろう。
岡本太郎といえば、「芸術は爆発だ」の言葉で有名だ。鮮やかで毒々しい立体や平面作品が印象的だが、本当に人間の生命力とは何かを深く見つめている人だなと思った。
昨日書いた記事が抽象的で不完全感があったので、「子持ち様」問題についてもうすこし調べてみた。特に職場で子供のために急に休む人のしわ寄せが子持ちでない人にいくことが問題視されているようだった。