- 2022年11月6日
繊細な感受性で何ができるか。
アジアにはカオスを感じる。西洋ほどいろんなものが整理されていないからか、人間の情動がそのまま街に噴き出している。こうみると日本という国はニュートラルだなと思う。
アジアにはカオスを感じる。西洋ほどいろんなものが整理されていないからか、人間の情動がそのまま街に噴き出している。こうみると日本という国はニュートラルだなと思う。
最近は墓を持たない人も多い。基本的に墓は生きている人のためのもので、死者が墓守を希望しているわけではない。維持も大変なので、遺族に負担をかけないよう自然葬や散骨を希望する人が増えているらしい。
親が子を産み育て、子が親の面倒を見て、死を看取る。そんな命の連鎖は「家制度」として、ずっと続いてきた。印象深い恋愛も仕事も、そういった生命活動の一環でしかないと考えると、人間の人生って、なんてシンプルなんだろう、と思う。
安倍晋三元総理が死亡した。参議院選の応援演説中に銃撃されたのだ。安倍元総理にはガードマンがついていたが、制止できなかった。加害者は散弾銃を気づかれないよう細工して、背後から撃ったようだ。日本中が騒然としている。
発信者が見えないまま感情を受け取り続けていると、いろんなものが誇張されて見えてくる。自分を見てほしい、楽しませて欲しい、癒してほしい...そういった欲望のプラットホームで、しばしば現実感を失う。
どんなに向き合っても変われないなら、一旦向き合うのをやめて「心」を遠くへ飛ばしてみる。興味を持ったものなら何でもいい。その代わり、一人で行くこと。「一回死んで、生き還る」くらいの覚悟で。
友達になれる人と、なれない人。どこで区分けするかは、その人の「生き方」だ。私は女であれ男であれ、一定のコミュニティの中に甘んじているくせに愚痴ばかり言っている人とは、絶対に友達になれない。
出会いは進化を促進する。異文化、異人種、異思考。進化は誰にでも強制でされるものではないけれど、肉体が朽ちて死へ向かっていく限り、死に耐えうる強靭な精神を創っていきたいのだ。