幸福

機能しない家族

ニートや引きこもりの家族を持っている人に、その家族のことを聞いてみたら「あいつ最低だよ」と否定的であることが多い。でも本当はその家族を憎んでいるのではなくて、得られなかった愛にたくさん傷ついて、奪われた膨大な時間を嘆いているのだと思う。

1 year ago

守りの人生、攻めの人生。

年金という言葉が身近になって、将来のために貯金をしようという話が、どこの家でも出ているのだけど、何が起きるか分からない先々のために、お金にしがみついて生きる日々ってどうなんだろう。

2 years ago

画業=母業

改めて、私の財産って何か、と考えた時、やっぱり「作品」だと思う。「絵」「家庭」「子供」。泥まみれになりながら築いたから、美しいものも醜いものも詰まっている。それこそが私の真実なので愛おしい。

2 years ago

私を丸ごと委ねる至福。

私の中には、7〜8歳の少女がいる。ストレスが溜まった時にこの少女が来て、私に花をくれる。晴れても曇ってもいない乳白の空と、地平線まで続く青い草原に私はいて、柔らかい風に向かって走り出す時の、吸い込まれるような感覚が好きだ。

2 years ago

どのように「最後」を迎えるか。

隣に一人で住んでいた高齢の男性 Nさんが亡くなった。90歳だった。ご家族は「最後まで一人でいたい」というNさんを尊重していたという。報告を聞いた時、私は不思議と静かな気持ちになった。ああ、無事に天国へ行けたんだなあって。

2 years ago

「寂しさ」が作るビジネス。

友達もフォロワーもたくさんいて、常に社交的でビジネスもうまくいっている人に、「なぜそんなに人と一緒にいたいの?」と聞いたら、「寂しいから」という言葉が返ってきた。

2 years ago

「こだわり」から抜け出すために。

心の空虚に何かがスポンとハマって、魂ごと持っていかれてしまうようなことって、よくあるんだよね。人間の意識は恐ろしいもので、空虚や不安を見続けていると、それが前提の人生になってしまうのだ。

2 years ago

今時のビジネスに望まれること。

「来て直ぐ帰ってしまう人は、あなたじゃなくてもいい人。自分から行けずに、あなたが赴いて助けてあげる人が、あなたの顧客になる人」と言われて、そうかもなあ.....と思った。

2 years ago

会社の常識から、自分の常識へ。

あの時の努力って、なんだったんだろうなあ。周りに受け入れてもらいたいから、一生懸命周りに合わせて頑張っていたんだけど、頑張れば頑張るほど友達ができなくなっていった。

2 years ago

母なる大地への憧れ。

母なる大地への憧れ。これまで何度も絵のテーマにしてきたけれど、いくら描いても渇望は止まない。それでも私は、いつか自分を全て投げ出せるような場所に辿り着きたいと思う。

2 years ago