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「歳なんだから」という逃げ

今日は娘が外出していて夫と二人だった。せっかくなので、ドリアをオーブンで焼いて、ワインとチーズで静かな晩餐をした。
テレビを見ていた夫がティッシュを取ろうとして、手元にあったワイングラスを倒してしまった。グラスの中にはほとんどワインが入っていなかったので惨事にはならなかったが、夫は何もなかったかのようにティッシュをとった。

「何か他のこと考えていたでしょ」と私が言うと、「歳なんだからグラスぐらい倒すさ」と言った。

「歳なんだから」と言うほど夫は老けていない。ただ仕事をしていない時の夫は頭のネジが何処かへ飛んでしまったかのように、ぼうっとしている。オンとオフの差が激しいのだ。

この「歳なんだから」という言葉は、最近私もよく使っていた。
鏡を見ても、それほど老いてはいないのだが、なんだか疲れている。理由はわかっている。2〜3年前から私の価値観が大きく変わった。もっと正確にいえば、以前の価値観が打ち砕かれたため変わらずにいられなかった。向かうべき方向はなんとなく気づいているのだが、これまで消耗した分、進むのにはパワーがいる。「老い」のせいにして逃げていたら、この先は本当に老いるだけなのだ。

とにかく強制的に、「何もできない」コンフォートゾーンから出なければいけない。日課を設けて、毎日、同じ時間にそれをこなしていくと、それは習慣になり、生き方になり、人生を作っていく。

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