エロスとエモーション

痩せた体と白い肌。死体のように目を閉じた女。唇を開いて大きな目で誘惑する女。人体に戯れるように走る曲線と装飾。甘やか、きらびやか、激しさ、恐ろしさ。対極する感情が画面で混ざり合う。
この絵になぜ「水蛇」という名前がついたのかわからないが、多分、クリムトの女性に対するイメージだろう。

クリムトの描くエロスとエモーションは、麻薬的だ。痩せて骨張った女性像は、やや即物的な感じがするが、画面を構成する曲線や装飾が、幻想的に仕上げている。
ドラックの中毒患者は、恍惚感を通常の人の何倍も感じるらしい。私はドラッグをやったことがないけれど、この絵を見て、こんな感じなのかな、と思った。

グスタヴ・クリムト《水蛇》1907年

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