fbpx

感情の蓋を外す。

広末涼子さんの不倫騒動が報じられた。あまり興味がなかったけど、著名人がこの件について自論を述べている記事に目が止まった。
「女優の能力って、生活の必要や現実の妥協に囚われず、恋に落ち続けられる能力なのかと思っていた(中略)貞淑な妻しか出てこないビールのCMとか、貞淑な妻だけが着ていいきものとか、わたしはいやです」
このようなコメントに賛否両論あるようだが、不倫に対して批判的だった社会が受容し始めている。女性の個性や欲望が認められてきている。これは進化ではないだろうか。


広末涼子さんの不倫騒動の記事の中に、広末さんの日常生活のことがあった。良き妻、良き母、ノーメイク。過度なストレスがかかったときには、派手な服装をして、人に連絡したりする。このことについて「ボーダーの人」という誰かの書き込みを見たときに、軽々しく心理学用語を使うなよ、と思った。
ボーダー(境界性パーソナリティ)傾向のある人なんて、たくさんいる。ちゃんと生活していても、みんな何かしら、変なところを持っている。女優さんのように感性が鋭くて才能がある人ほど、その傾向が強いのではないかしら。

そういえば私も、子育て時期は妻として母として頑張っていた。自分のことにかまけていることを社会に批判されたくなかった。子供に何かあると、すぐに親のあり方が問題視される社会だから。それは嫌だった。子供が周囲から受け入れられる子にするために、親としてちゃんとあらねばと思っていた。それくらい他人の目を気にしていた。
今からすれば、多少自己犠牲的だったかもしれない。当時の私は母親としての仕事を全うして、溜まったストレスを芸術の中で発散するという不健康な生き方をていた。
これって、広末さんが妻と母として頑張りながら、不倫するのと同じ原理だなと思う。

人は私生活で仮面を被りすぎると、他のところで発散せずにいられない。義務や責任でストレス過多の大人たちは、どこかで何らかの息抜きをしなければ、日常生活を無事に回せないでいる。家庭の守護神であるべき女たちも、守護神という仕事を終えたら、どこかでガス抜きをしたいのだ。それが現実だ。

自分らしく生きるていると誰かにツッコミを入れられる変な社会に生きている私たちは、人生の道を踏み外さないためにも、普段から感情の蓋を外さないといけない。全方向から見て正しい人間などいない。同調圧力に負けずに、最初に湧き上がってきた感情と向き合い受け入れることで、素の自分を愛せるようになる。日常生活の小さなことから気づき、少しずつガス抜きしていこう。

言葉とアートで人生をブレイクスルーするフリーランス画家 佐藤智美」メルマガ登録はこちら

【TOMOMI SATOS ART WORKS】https://www.ts-artworks.com
【TOMOMI SATOS ART】https://artworks2017.thebase.in
【TOMOMI SATOS ART BLOG】https://tomomiart.tokyo

スポンサーリンク
最新情報をチェックしよう!
>言葉とアートで人生をブレイクスルーする フリーランス画家 佐藤智美

言葉とアートで人生をブレイクスルーする フリーランス画家 佐藤智美

幸福と不幸が簡単に裏返る時代に、
どのような視点に立てば
快適に生きられるのかを探求しています。

決して消されない私たちの「道標」を一緒に探してみませんか?

CTR IMG
Verified by MonsterInsights